エコノミークラス症候群

下肢静脈瘤

血管には動脈と静脈があり、動脈は心臓から送り出され血液を全身の臓器、組織に栄養や酸素を運び、働きを終えた血液を心臓に戻す血管が静脈です。

大動脈は心臓から出ているが大人で直径3cm位あり、だんだん枝分かれし動脈から静脈に交る毛細血管では0.01mmほどしかない。

静脈には逆流を防止するための弁(静脈弁)がついている。
足を動かした時に筋肉が静脈を圧迫し、血液が上に押し上げられる(ポンプ作用)

足の筋肉の奥を走行する深部静脈と筋肉の外の皮下を走行する表在静脈に分けられる。
血液を心臓に戻すのに重要なのは深部静脈です。
逆流防止弁と足の動きで筋肉の収縮運動で血液が上方に押し上げられるポンプ作用のふくらはぎが、第二の心臓と言われるゆえんです。

人が立った状態や座った状態で動かないと筋ポンプが働かず血液が心臓に向かって昇っていく速度が遅くなる一方、動脈より送られてくる血液は一定であり多くの血液は静脈内に溜まり、血管内の圧力が高まり静脈弁が負担がかかり過ぎてしまい、ポンプ作用が低下する。

血液が汚れドロドロしてくると、血管の内壁にその汚れを沈着されようとしても血管が細くなりすぎるので限界がくる。

これによって血管の中で血流の汚れ(コレステロール・中性脂肪・尿酸など)を固めてしまい、血液をなんとかサラサラに保とうとする。その固まりが血栓で、それが肺に流れ込んで血管を詰まらせ、胸痛、呼吸困難、心肺停止などの症状を起こし最悪の場合死に至る恐ろしい病気です。

飛行機の座席に限らず長時間同じ姿勢で足を動かさずにいると、同様の症状が現れます。(長時間の事務作業、自動車内等)

血流を促す特性を持つサラサラスマイルをお腹回りにと、スマイルインソールを足裏に使用し続けると、お腹の深部まで温まり腸内フローラがイキイキ元気になり、体温上昇が血液循環を促しエコノミークラス症候群の発症リスクを抑えるサポートをいたします。

エコノミークラス症候群はストレス・自律神経・血流・代謝・体温と密接に関係しています。




E.スマイル株式会社 代表取締役 池田良夫